Today's Disc

 大塚愛 [amazon] (通常盤)

リリースされたのはだいぶ前なので今さらって感じですが、最近になって聴いたもので。1stの頃は、そのメロディや歌い方がaikoのフォロワー的な言い方もされてましたが、ここではしっかりと自分のカラーが押し出しされています。知名度があがったことで自身の…

 Neal Casal [amazon] US

『Leaving traces : Songs 1994-2004』 10年間の軌跡を収めたDVD付きベスト。以前から名前は知ってたが、ちゃんと聴いたのは初めて。愁いを帯びた澄んだ歌声にちょっと驚く。もっとフォーキーで泥臭い感じなのかなと勝手に思ってたのだが(もちろん、それが…

one tone [amazon] JP

『とおり雨 / one tone』 バンド名やその佇まいを含め、どことなくPort of Notesを思わせる男女2人のユニット。実際にPort of Notesのファンらしく、音のほうにもその影響は色濃く反映されているように思えます。どこか和のテイストを感じさせるボーカルは…

シルヴァータイド [amazon] JP(期間限定) US

『Show And Tell / Silvertide』 ジャパン・ツアーを終えたばかりのフィラデルフィア出身の5人組。エアロスミスやガンズ直系ともいえる骨太でエモーショナルなアメリカン・ハード・ロックを聴かせてくれます。まだ平均年齢20そこそこだが、メンバーは皆音楽…

スパイモブ [amazon] JP US

『Sitting Around Keeping Score / Spymob』 とりあえず最近よく聴いてるヤツなので……。結構、職人肌のポップバンドですね。

ロン・セクスミス [amazon] US JP(CCCD)

『Retriever / Ron Sexsmith』 今年の4月にリリースされた最新作6thで、今回のライブもこのアルバムを中心に行われた(なぜか7曲目の「Wishing Wells」だけやらなかったが)。録音はロンドン、ゲストにエド・ハーコートやTravisのニールなどを迎えて前作…

クロスウインド

『CROSSWIND』 RCサクセションにも在籍していたギタリスト、小川銀次が率いたクロスオーヴァー/フュージョン・バンドの78年にリリースされたデビュー作。アナログの帯には「下北沢音楽賞受賞」の文字が躍っていた。ハードロック寄りのエモーショナルなギター…

ロン・セクスミス [amazon] JP UK

『Blue Boy / Ron Sexsmith』 30日の東京公演に向けて、ただいま自宅にて絶賛ヘヴィロテ中のロンセク作品の中から2001年にリリースされた4thアルバムをご紹介。プロデューサーにオルタナ・カントリー界のボス、スティーヴ・アールを迎え、他の作品にはあまり…

Bon-Bon Blanco [amazon] 初回生産限定盤 通常盤

『B3 Master Pieces 2002-2004 / Bon-Bon Blanco』 デビューして2年ちょっと経ったけど、まだメンバーは14〜17歳ぐらいなんだ。ナンショーキッズ(南青山少女歌劇団のキッズユニット)の4人とミュージカル「アニー」などにも出ていたヴォーカルのアンナ・…

ゆらゆら帝国 [amazon] JP

『1998-2004 / ゆらゆら帝国』 帯に「FOR BIGINERS & MANIACS!!」(BIGINNERSのスペルが違ってるよ(^_^;)と書かれた2枚組ベスト。DISC-1はファンにはお馴染み16曲が収録されており、1.グレープフルーツちょうだい、7.アイドルの2曲が新録に。ギターの音色…

星村麻衣 [amazon] JP

『SOUP / 星村麻衣』 セレクトにも収録した「Stay With You」は2002年10月にリリースされたデビューシングル。このアルバムが出たのは去年の7月で、現在23歳。音大のピアノ科卒業で、ベン・フォールズからの影響(アルバムのサンクスリストには「Ben Folds…

ジェイソン・ムラーズ [amazon] JP

『Jason Mraz Live〜Tonight,Not Again At The Eagles Ballroom / Jason Mraz』 デビュー作の次にライブ・アルバムをリリースするというのは、それだけパフォーマンスに自信があるからだろう。以前来日ショウケースでのライブを観たが、アルバムよりも数段ソ…

リチャード・ライト

『Wet Dream / Richard Wright』 ピンク・フロイドのキーボード奏者が78年に出したソロ。フロイドの作品のような哲学性や情念は希薄だが、ヨーロッパ映画の叙情的なサントラを聴いているようなマッタリとした気だるい気分を味わえる。今日の(東京の)ような…

Utada [amazon] JP US

『Exodus / Utada』 発売日に買って、すでに10回以上聴いてます。最初はどうしてもサウンドのほうに関心が行ってしまったが、聴き込むうちに馴染んできました。音質も良いし。綿密なマーケティングを施して、充分な時間とお金をかけてつくられたであろう作品…

ベン・フォールズ [amazon] JP

『SUPER D / Ben Folds』 各1万枚限定のEP3部作の第3弾。やっと出ましたね。毎月リリースの予定が前作からなぜか半年以上もかかってしまって、正直存在そのものを忘れてた(笑)。これで三面デジパックのケースも全て収まって一件落着(ライナーも入れると…

ROUND TABLE featuring Nino [amazon] JP

『SUNNY SIDE HILL / ROUND TABLE featuring Nino 』 アルバム『APRIL』に引き続き女性ヴォーカル、Ninoを起用したマキシ・シングルで、NHK教育テレビのアニメ『無人惑星サヴァイヴ』のエンディング・テーマ。(リリースは去年の秋だけど)夏空を突き抜ける…

りりィ

『ラヴ・レター / りりィ』 〝FROM WEST COAST TO MYSTERIOUS EAST〟のサブタイトルが示すように、LAで録音された75年の作品。演奏はバイ・バイ・セッション・バンド。ウエストコーストの開放的な空気がそうさせたのか、ここでは彼女のイメージとはちょっと…

リトル・リヴァー・バンド [amazon] US

『Greatest Hits / Little River Band』 これも夏らしい1枚。アナログオリジナル(旧CDも同様)に較べ、6曲増えて全18曲収録。個人的には『The Net』(83)に入っていた「We Two」が聴けるのがうれしい。しかもデジタルリマスターのおかげでかなりクリアな…

アメリカン・ハイファイ [amazon] JP

『Hearts On Parade / American HI-FI』 ドラマーが抜けて3人組となっての新作。名前を知らずに聴いたら、きっと彼らだってことがわからなかったんじゃないかな。それぐらい大胆に変化してる。Fixxの「One Thing Leads To Another」(例えが古いね(^_^;)の…

ヴァセリンズ [amazon] JP US

『The Way of the Vaselines / the Vaselines 』 ライヴでやったヴァセリンズの曲はニルヴァーナがカヴァーしたことでも知られる「Jesus Wants Me For A Sunbeam」「Molly's Lips」「Son Of A Gun」の3曲(多分)。1月のインストアでは「Molly's Lips」の…

キラーズ [amazon] US UK

『Hot Fuss / The Killers』 ラスベガス出身ということだけど、音のほうはモロにUKロック。バンド名のヒントにもなっているニュー・オーダー(Killersと呼ばれていたことがある→訂正・New Orderのシングル’Crystal’に出演してたイケメン揃いのダミーバンドの…

当山ひとみ

『On The Radio / Hitomi“Penny”Tohyama』 棚を見たら、当山ひとみのアルバムが9枚もあった(全部アナログ)。現在も活動を続けている彼女だが、自分にとってはやはり80年代(もっと細かく言うとデビュー時の81から85年ぐらいまで)の作品に強い想い入れが…

大塚愛 [amazon] 通常盤(CCCD) DVD付(CCCD)

『LOVE PUNCH / 大塚愛』 んー、どうしてもaikoと較べてしまうんだけど(実際にふたりのアルバムを交互に聴いてみた(^_^;)、確かにスローな曲やアレンジの一部はかなーり似てるよね。本人はどうか知らんけど製作サイドは間違いなく意識してるはず。4曲目の…

パイボールド [amazon] US

『All Ears, All Eyes, All the Time / Piebald』 何気なく聴いてみて「いいなぁ」と思ったら、そのアーティストはボストン出身(あるいは活動拠点)だったということがちょくちょくある。(行ったことはないけど)歴史のある街並みとアカデミックで、自由な…

アナイアレイター [amazon] JP

『All For You / Annihilator』 デビューから15年。通算10作目のスタジオ・アルバム。同じスラッシュ・メタルにカテゴライズされていた連中が次々と失速、あるいはシーンから姿を消す中で、見事に生き抜いたカナダの誇るバンド。事実上は、ギタリストのジェ…

ザ・メイフライズUSA [amazon] UK

『The Pity List / The Mayflies USA』 96年にインディーズシーンの盛んなノース・キャロライナ州チャペル・ヒルで結成。彼らとは同郷で、パワーポップ・ファンにはお馴染みのバンド、元dB’sのクリス・ステイミーがデビュー作同様プロデュースを務めた2001年…

ザ・ダットサンズ [amazon] JP

『Outtasight/Outta Mind / The Datsuns』 デビュー作ではガレージロックの視点から語られることが多かったけ彼らだが、これはもう生粋のハードロック・アルバムだ。ZepやAC/DCのようなフックの利いたリフを軸に、適度にラフで埃っぽいサウンド。メロディの…

リプレイスメンツ [amazon] US US

『Sorry Ma, Forgot To Take Out The Trash / The Replacements』(写真上) 『All Shook Down / The Replacements』(写真下) 80年代のアメリカン・インディーシーンで強烈な個性を放ちながらも、(R.E.M.やソウル・アサイラムなどの活躍を横目に…)ついぞ…

宇多田ヒカル [amazon] 通常盤

『SINGLE COLLECTION VOL.1 / 宇多田ヒカル』 既出のシングル曲のみ収録、発売日や写真の1枚すらないパッケージを見れば、宇多田サイドではなく、東芝の意思によってリリースされたアルバムであることは明白。(自分もそうだが)ファンはほどんどの音源を持…

aiko [amazon] (CCCD)

「かばん / aiko」 シングルは年2〜3枚のペースでリリースされていると思うけど、ここ最近の作品の傾向はしっとり押さえ気味の曲調になっていて、それは歌い方にも表れている。28歳という年齢や喉の具合(ポリープをやっているので以前のような思い切った…