大塚愛 [amazon] (通常盤)

リリースされたのはだいぶ前なので今さらって感じですが、最近になって聴いたもので。1stの頃は、そのメロディや歌い方がaikoのフォロワー的な言い方もされてましたが、ここではしっかりと自分のカラーが押し出しされています。知名度があがったことで自身のキャラクターがきちんと確立されたことも大きく影響しているでしょうし、エッジの利いたパンキッシュさを前面に出したり、コミカルなキュートさであったり、時にはセクシャルな含みを持たせるなど、“大塚愛らしさ”がよりストレートに伝わってきます。個人的にはどこか広末を思い起こさせるシティポップス風の3.Strawberry Jamが聴けただけで満足(1stを聴いたときにも感じたが、彼女の声はaikoよりむしろ広末に近いタイプだと思う)。aikoと同じで、今回はCCCDじゃないというのもよかった。