I don’t want more CCCD!

aikoの過去5作品がSACD化されるというのはファンの人だったらすでに承知のことだと思います。これは唯一のCCCDアルバム『暁のラブレター』を通常のCDとして再リリース化を希望するファンの声を拾い上げたものと理解していますが、ポニーキャニオンの今回の処置は素直にうれしい。
ただ、これはアルバムに限ったことなので、CCCDでリリースされた3枚のシングル「えりあし」「かばん」「花風」に関してはそのままなんですよね。aikoの場合、シングルのカップリングに必ず1〜2曲はアルバムに収録されない曲を入れるため、これら(ここでは6曲)がCCCDのまま放置されてしまう。どれもいい曲なのにもったいない。
この3枚のシングルは当然買ってなかったんですが*1、今回レンタルで借りてきました。よくaikoのアルバム未収録曲だけをピックアップして聴いているのですが、これで合計27曲に。自分の使用しているWindowsのパソコンでは取り込めないので、娘のMacを借りてあらためて焼直します*2。こうしてようやくまともなCDとして聴くことができるわけです。まったく無駄な行為ですよね。CCCDでなけりゃ普通にCDプレイヤーのトレイに入れて再生させるだけですむ話なのに。そもそも通常のCDだったら普通に買ってますから。僕ら音楽ファンは純粋に音楽を楽しみだけなのに、その自由すら奪ってしまうCCCDという存在のくだらなさを再認識しました。

*1:『暁のラブレター』だけはCCCDと知りつつ買ってしまったけど……

*2:CCCDMacには非対応なので普通に焼けちゃうんです。まったく意味ないですよね。