暁のラブレター

laaz2004-01-29

aikoLove Like Pop vol.8のチケットが手に入らない。


初めてライヴを観たのは前回のツアーで、中野サンプラザと追加の武道館だった。サンプラザのアットホームな雰囲気も良かったけど、武道館ではaiko本人も初めてということもあって気合い十分で、2時間40分に及ぶ全力投球のステージ(ホール側から延滞料金取られたらしい)。舞台真正面のアリーナ席で観れたので、今でも鮮明に憶えてる。


工夫を凝らした自作のショートフィルムを上映したり、曲の途中で舞台後方の幕が開いてオーケストラが現れたりと、サービスてんこ盛り。途中のコント(?)コーナーではでっかい亀のぬいぐるみを客席に放り投げたり(笑)。
本公演ではやらなかった怒涛のメドレーも聴けてちょっと得した気分。アリーナから2階席の後ろの観客も巻き込んだ掛け合いで盛り上げて、1階席の目の前まで延びた花道を何度も全力疾走する姿からは「会場に足を運んでくれたファン全員に楽しんでもらいたい!」という彼女の気持ちがストレートに伝わってきた。
アンコール最後の曲「マント」では感極まって号泣。泣きべそかきながらメンバー一人ひとりを紹介し、ステージにひとりっきりになっても何度も何度も「ありがとう」って言い続けて…。


ステージも無人になり、公演も終了したかと思ったら(実際、お客さんも帰り始めてた)、突然スクリーンに楽屋でaikoとメンバーたちが盛り上がってる様子が映し出された(事前に撮っておいたんだろうが、すごく自然な感じ)。
ひとりになり帰り支度を始めたaikoがやがて楽屋を後にして部屋は無人に。するともう一度ドアが開き、「おやすみなさい」と言って明かりのスイッチを切ると…。会場全体の照明が付くという演出!残っていた観客からは歓声と拍手とため息が。<その場にいると結構感動しました。


この時のチケットはオークションで手に入れたんだけど(aikoの都内での公演を一般で入手するのはほぼ不可能)、両方ともペアで1万円台だった。
で、今回のツアーでは確実に(定価で)入手したかったので、ファンクラブに入会。<娘の名前で。しかし優先予約には間に合わなかったみたいで(涙)、しかたなくまたオークションで買おうと思ったのだけど、どれも値段が高い!ペアでそこそこ前の席だと定価の3〜5倍ぐらいになってる。
オークションでチケを買う時は一応「定価の2倍まで」を基準にしてるのでちょっと買う気になれない。別に出せない金額じゃないんだけど、バカバカしいしね。
ここ数年人気のあるチケットの値段が、どんどん高騰してるみたいだけど(以前B'zのチケが35万で落札されたのを見たことある…)、もちろんゲッターや転売屋の連中がその元凶ってのもあるんだろうが、そろそろ販売システムそのものを抜本的に見直さないとダメなんじゃないかな。


2月3日は娘の誕生日(二十歳!)なので、同日サンプラザでのチケを取ってやりたかったけど、そうゆう事情で今回はパス。本人も「もったいないからいいよ」って言ってるし(笑)。
あとはファンクラブで優先販売される追加公演(今回はなし?)に期待してるんだけど。