アナログ再び。

去年の夏にオークションで中古のターンテーブルを手に入れてから、再びアナログレコードを聴くようになった。ただ、5年間も放置したままだったレコードはホコリやカビが付着しているものも多く、そのまま聴くのはツライ。
そこで以前から興味のあったレコードの丸洗いをしてみる。キッチンの流しや風呂場のシャワーで直接レコードをジャブジャブ洗ってしまうという荒業なのだが、これが効果テキメン*1。新品のようにキレイになる。市販の高価なクリーナーを使うよりもずっと良い。
ただ、この方法だとレーベルの部分にも水がかかってしまうことがあり*2、大切なレコードを洗うのはちょっと躊躇してしまう。


そのために買ったのが「トークシステムのレーベルカバー」4,400円(税込)。これは内側にゴムパッキンの付いた円盤状の2枚の透明アクリルを使い、両側からレーベル部分を挟み込んで固定することにより、丸洗いをしてもレーベルが濡れないという仕組みになってる。
これならレーベルが濡れる心配がないので、おもいっきり丸洗いができる。楽しいので次々に洗ってしまう*3


ただし、欠点もある。アクリル盤は両側からグリップの付いたネジで固定されるのだが、このグリップが着脱時に手から滑り落ちやすくレコードを傷つけてしまうことがある。昨日、洗ったレコードでやってしまった。見た目にもハッキリとわかるキズで、針飛びはしないものの、プチノイズが入る*4。廃盤でCD化もされてなく、個人的にも大切にしたアナログなので結構落ち込んでしまった…。
このことを娘に話したら、いろんな意味で呆れていたけど。

*1:洗浄には中性洗剤を使用。メガネ用クロスやガーゼでもよいが、自分は化粧用コットンパフで洗ってる

*2:レーベルは撥水加工してあるモノも多く、多少濡れるのは平気なのだが

*3:洗い終わったレコードは、ティッシュなどで水気を取り、菜箸に通して自然乾燥させる

*4:しかも、よりによってイントロの静かな部分で