『Little America』

人の声などを聞く際に、欧米人と東洋人では聞き取りやすいというか、心地良く感じる周波数(音域)に違いあるらしい。私たちに較べて、欧米人のほうが若干低い声を好む傾向があるというのは、このあたりに理由があるんだろう。体格や骨格的な違いも関係してそうだし、詳しい要因は遺伝子レベルの話になってしまうみたいなので、まぁ、そのへんになると私ではわかりませんが。

確かに洋画のナレーションや、向こうのニュースキャスターの話を聞いてると、日本に較べると明らかに声のトーンが低い。特に男の場合は聞いているぶんにはカッコイイんだけど、声が低すぎて話の内容が良く聞き取れないことが多い*1
一方、アメリカの映画に出てくる定番の日本人ビジネスマンなどは、必要以上に甲高いい声で話してる場合がある。これってデフォルメやおちょくりの意味もあるんだろうけど、彼らが思う日本人に対するイメージって案外こんなもんなのだろう。


最近の若い子の話を聞いてると、妙に声が甲高く聞こえる気がするんだけど、これは何も自分がアメリカナイズされたワケじゃなく、たんに歳をとっただけの話だと思う(笑)。

*1:自分の英語力のなさのせいもあるけど。なんせ英文科中退なので…