いいひと。

『Spellbound』

娘の通う大学では、著名人の卒業生を招いて定期的に講演会を行っており、今回はジョン・カビラさん*1が来たらしい。
学生時代やサラリーマン(CBSソニー[現ソニーレコード]で海外渉外を担当してた)の頃のエピソードなどを、例の滑らかな語り口で話してくれたらしいが、やはり一番盛り上がったのがサッカーの話題だったとのこと。
ヨーロッパ・チャンピオンズリーグの決勝進出チームの予想から、日本代表の次期監督候補(この質問が多かったらしい)、また実弟川平慈英さんに「ニュースステーション」のサッカーコーナー担当の話が来た時に「それはぜひやるべきだ!」と強力に勧めたことなど熱く語っていたそうだ*2


学生たちの質問にも一つひとつ丁寧に答えてくれて(学生ってのは、言葉の選び方や基本的なマナーを知らないので、結構失礼な聞き方するからね)、その誠実で優しい物腰に関心した娘は「とくかく、すっごくいいひとだった」と言っていた(→なんせ単純な性格だから)。
そんなに何でも答えてくれるんなら、今一番気になってる「洋楽CD輸入禁止問題」について現場にいる人の意見を聞いて欲しかったな(音楽マスコミはごく一部を除けば、雑誌や放送もこの問題は全く取り上げない状態だから)と言ったら、娘は「あーっ、それ絶対聞いてみたかった。なんでもっと早く言ってくれなかったのよ!」って怒られた。そんなこと言われてもね。
ちなみに、もしこの質問をした場合の娘が予想するカビラ氏の答えは、1.「非常に困った表情をしつつ、自分の立場から説明する」2.「非常に困惑した様子で、質問に答えられないことを丁寧に詫びる」3.「非常に当惑した顔で、録画中のビデオを止めてもらいオフレコと断ったうえで話をする」など。ん〜、確かにぜひ聞いて欲しかったな。

他に、番組でいつも言ってるセリフ「Gooood Mooorning Tokyo!」をやって欲しいという質問には「申し訳ありませんが、あれは番組でしか言わないので」とやんわりと断ったらしい。きっと、いろんなとこでしょっちゅう言われてるんだろう(笑)。

*1:受験前に観た大学案内ビデオのナレーションも務めていた

*2:「なぜそんなにテンションが高いのか」という質問に対しては、インターナショナルスクールではこれが普通なんだと答えていたという。そうなのか?