合宿免許

『ラヴ・レター / りりィ』

車の運転免許合宿のため、長野県に行っていた娘が帰って来ました。3週間ぶりに。娘と2人で生活するようになってこれだけの期間離れたのは初めて。そして残った私はこの間、一人で地味に過ごしてたわけです。
娘はすでに大学生。年齢的にも大人だし(見た目はそーでもない)、最近では以前のように一緒にいる時間も減ってます。まぁ、それはごく自然な流れで。
自分自身、昔から一人で過ごすことには慣れていたつもりなのに、この程度の期間でもいざ娘がいなくなってみると毎日がどうにも味気ない。おかげで生活全般に対するモチベーションも著しく低下してしまい、食事も作らないし、家の掃除もヤル気がしなくなるという体たらく(普段はマメに家事をするほうなんだけど)。せっかくの機会だから夜は連日映画館にでも行こうかなと思ってたけど、結局そんな気にもなれず一度も観てないし。一人はやっぱり退屈。戻ってきた娘の顔を見たときには、妙にホッとした気分になりました。俺ってダメだね(笑)。


合宿中の様子を娘から聞いてみると、ホテルタイプの快適な部屋で、衛星放送&DVD見放題、パソコンもあって(娘はわざわざ自分のiBookを持参したが)食事も家よりもいいもん食べてたみたい。ウチより全然いいじゃん。
自分の場合も学生時代に合宿で運転免許を取ったんだけど、部屋は二段ベッド、食事もマズくて、おまけに同室の連中はといえば、明らかに刃物で付けられたデカい傷が顔にあるヤクザのオッサン(もちろん免許取り消しで来てる)や少年院に入ってたヤンキーの兄ちゃん(当然シンナー経験者)とかばっかりで、かなりやさぐれた雰囲気。なもんで合宿免許ってあまり良い印象ないんです。なんかもう隔世の感あり。