flyer

laaz2004-05-26

昨日御茶ノ水のレコ屋に行ったら、レジカウンターの前に見慣れないチラシが積んでありました。


「音楽が殺される……?―法律によるCDの輸入規制に私たちは反対します―」から始まって、紙面一杯が小さな文字で埋め尽くされていたけど、このタイトルを見てきっとピンと来た人も多いのでは。そう、ここに書かれてあったのは、13日に文部省記者クラブで会見を行った音楽メディア関係者による声明文(既出ですが全文はこちら)です。
裏にはメディア関係者、ミュージシャン/アーティスト、レーベル関係者、レコード店、マネージメント等からの賛同者の名前がこれまたビッシリと列挙してありました(最新のリストでは、ゆらゆら帝国坂本慎太郎さんの名前もありました。ひゃっほーい!)。


ほんの1ヶ月前までは一部のネット上でしか語られていなかったこの輸入CD規制問題が、4日のシンポジウム、13日の会見などを契機とする関係者の方たちの地道な活動を通して少しずつではあるけど、確実に一般の人たちにも認知されつつあることを、この1枚のチラシの重さから感じ取れました。
もちろん今現在も厳しい状況が続いていることには変わりありませんが、大切なのは、われわれ音楽ファンが草の根的に声を上げ、異を唱え続けることなんだと改めて思いました。音楽が自由に聴けるという、ごく当たり前の権利を守るのは、他の誰でもないわたしたち自身なのです。