レポートと牛タン

『SUNNY SIDE HILL / ROUND TABLE feat

また娘の話ですが。昨日、実験レポートの提出日だというとこで、彼女は午前中からiBookを背負い、チャリに乗って図書館へ出かけて行きました。夕方までは帰ってこないはずなので、昼飯を食べたあと爆音でTestament(私の好きなベイエリア・クランチ系)のベストを聴きながら昼寝をしてると(大音量で音楽聴きながら寝るのって好き。自分でもちょっと変だとは思ってるんですが)。
すると、私を呼ぶ娘の声に起こされて。時計を見るとまだ午後の2時過ぎ。ん?なんで。娘曰く「無線LANが使いたいので家でレポートの続きをする」とのこと。電話とメールを入れたけど応答がなかったので(そりゃそうだ)帰ってきた、と言われた。で、友達も一緒なのだと。家に友達を連れてくるというのはかなり異例なのですが、しかもこの友達というのが男なんですよねー。同じレポートを書いてるクラスメイトらしいけど、正直かなり驚きましたよ。なんだか寝込みを襲われたようで(それは意味が違う)。もちろん嫌とも言えず、軽く挨拶は交わしましたが。すげぇ、複雑な気分。


娘の部屋はエアコンがないのでキッチン(なぜかここにはある)からの冷風を入れるためドアを開けとくので、中の様子はだいたいわかる。もともと狭い家だし。でも、逆にそれが嫌でね。隣りのキッチンとは防音ガラスサッシで仕切ってる自分の部屋に入り音楽を聴きながらパソコンいじったり、本を読んだり、机のまわりを片付けたりしてたわけですが、なんか落ち着かないというか。冷蔵庫に飲み物取りに行くのも気を使ったりしちゃうし。自分の家なのに、居心地悪いったらありゃしないよ。ほんと。


まぁ、実際には娘と友達はレポートの仕上げに必死の様子で、お互いパソコン(友達も持参してる)と格闘しながら、あーでもない、こーでもないと作業に没頭してる。あっと言う間に夕方が過ぎてしまい、夕食は宅配ピザを注文してあげる。もちろん食べるのは彼らと別々で。
その後も作業は延々と続き、完成したレポートをプリントアウトするためにこちらの部屋にやって来たのは時はもうすぐ夜中の12時になる頃でした。で、それから完成したレポートを郵送するために郵便局に行くと言う(24時間受付の窓口が近くにある)。やれやれ。2人はタクシーで郵便局まで行き、その後友人を駅で見送って、娘が戻ってきた。友達はとても恐縮してたと娘は言うが、こっちはその何倍も疲れてんだよ。名前も聞いた気がしたけど憶えてねぇや。娘の持つ父親って大変なんです。これから先が思いやられる……。