You’ve got a friend

友人のＩ君から電話があって16〜17日に釣りに行かないかと誘われた。２年ぶりの連絡で、いきなり泊りがけで釣りに行こうというのも彼らしい。せっかくなのでオッケーの返事をした。大人になってから、釣りなんてしたことないんだけど。

Ｉ君とのつきあいは15年以上になる。あるビジネス書の出版社で知り合って以来、一緒に仕事をしたり（２人で事務所も作った）、遊んだりといろんなことをしたなぁ。当時千代田区平河町にあった彼のアパートで徹夜で仕事したり、平日の真昼間に皇居の近くの公園でキャッチボールをしたり。彼はいつもお金のない僕（今も変わらないが）によく食事もおごってくれた。あの頃は本当に楽しかった。
Ｉ君は今、編集プロダクションをやっていて書籍や雑誌を作ってる。彼の専門は老人介護で、その分野ではそれなりに知られた存在だ。自身で何冊か本も出してるし、各地で公演会なども行ってるみたいで、行き先では「先生」なんて呼ばれてるらしい。先生ねぇ(笑)。
水曜の夜に翌日の釣りの打ち合わせ（？）を兼ねてＩ君と彼の仕事のパートナー（美人）と食事をすることになってる。娘も一緒なのだが、そういえば娘が大学に合格したときにもお祝いということでホテルで食事をごちそうになったっけ。歳は自分のほうが上なのに、公私ともにお世話になりっぱなし。東京で生活するようになってから大学以外で知り合った友人では一番の親友だ。これだけ付き合いが長いのにいまだにお互い、「さん」付けで呼び合ってるというのもちょっと不思議だけど、それはこれからも変わらないと思う。