CCCD見直しの方向へ
すでに多くのサイトで話題になってますが、先日エイベックスのCCCD採用の弾力化、それに追従するようなソニーミュージックのレーベルゲイト取り止めの発表がありました。その背景には両社(そして現在のレコード業界)の抱える複雑な事情や思惑も見え隠れしますが、CCCDに反対の声を上げ続けてきた音楽ファンにとっては歓迎すべきことです。
「再生装置の心配や音質の低下など、余計なことを気にせずに聴きたい音楽が自由に聴ける」そんな当たり前のことが可能になる。そのための大きな第一歩になるはずです。
また、デビュー10周年を迎えたSSWの服部祐民子さんが9/21付のご自身の日記「音楽と金」で今回のエイベックスとソニーレコードのCCCDへの対応についてミュージシャンの立場から言及されています。胸のすく内容なのでぜひご一読を。
[今回のエイベックス及びソニーミュージックの動きに関する記事一覧]
●エイベックス、CCCDの採用を弾力化〜あわせて次世代音楽パッケージ規格の採用を積極化〜(avex group プレスリリース)
●エイベックス、CDコピーコントロール機能採用を弾力化(asahi.com)
●エイベックス、CCCDの弾力運用を決定――SA-CD、DVD-Audioを推進(ITmedia)
●エイベックス、CCCDの採用を弾力化。現場スタッフが採用決定
−HDDプレーヤーへの対応を重視。SACDやDVDオーディオも積極採用(AV Watch)
●エイベックス、CCCDからスーパーオーディオCD/DVDビデオへ移行――iPod効果か?(ascii24.com)
●エイベックス、コピーコントロールCD採用の弾力化を決定(Web BCN)
●エイベックス:CCCDの採用を弾力化へ、ソニーミュージックも追従の方向(MSN-Mainichi INTERACTIVE)