ヴァン・ハント [amazon] JP(CCCD) US

『Van Hunt』
「カーティス・メンフィールドの生まれ変わり」と呼ばれたり、プリンス、レニー・クラヴィッツ(確かにレニーがR&Rに走る以前の歌を想わせる)と比較されるなど今、話題のアーティスト。R&B、ジャズ、ソウルなど様々なブラック・ミュージックの先人達のエッセンスを取り入れながらも、そういったジャンルの壁をひょいっと飛び越えたかのようなしなやかさがある。柔らかいグルーヴとアクのない透明感は、「あまりソウルっぽいのはちょっと…」という人にも聴きやすいのでは。むしろひとりのSSWとしてニュートラルな気持ちで聴いてみたほうがいいかも。FMでオンエアされまくってる1.「Dust」のような(ちょっとtahiti80っぽい)ポップチューンもいいけど、おおよそジャケットからは想像し難い、ビートルズ風のピアノアレンジが心を捉える5.「What Can I Say (For Millicent)」などを聴くと、こちらが想像してる以上に高いミュージシャンシップを持った人なんだなと思う。、オフィシャルで試聴可。