ザ・メイフライズUSA [amazon] UK

『The Pity List / The Mayflies USA』
96年にインディーズシーンの盛んなノース・キャロライナ州チャペル・ヒルで結成。彼らとは同郷で、パワーポップ・ファンにはお馴染みのバンド、元dB’sのクリス・ステイミーがデビュー作同様プロデュースを務めた2001年リリースの2nd。メンバーの3人がシンガーソングライターというユニークな構成だが、アルバムを通して聴いてもまるで一人の人物が楽曲を作っているような錯覚するぐらいしっくりとくる。Teenage Fanclubのようなスウィートなギターポップなのだが、とろけそうなぐらい美しいコーラス・ワークがとにかく素晴らしい。「ギターの音がパチパチとはぜ、かけてある絵がめくれる…。このアルバムの雰囲気は例えると秋、決して夏ではない。メイフライズはぼくらを一瞬にして学生時代へとタイム・スリップさせてくれる」とは彼らの音楽を評したクリスのコメント。なんだかいろんなことを想い出しそうだなぁ。