ロン・セクスミス [amazon] JP UK
『Blue Boy / Ron Sexsmith』
30日の東京公演に向けて、ただいま自宅にて絶賛ヘヴィロテ中のロンセク作品の中から2001年にリリースされた4thアルバムをご紹介。プロデューサーにオルタナ・カントリー界のボス、スティーヴ・アールを迎え、他の作品にはあまり見られない芯の太いロック寄りのサウンドに仕上がってます。ダイナミックなイントロと高らかに歌い上げるヴォーカルが印象的な1、アーシーな7、フックの効いたギターが面白いR&Rナンバーの13などは明らかにプロデュースの影響が感じられ、どちらかといえば静のイメージが強いロンの別の魅力をうまく引き出してるんじゃないでしょうか。個人的にはとても好き。もちろんジャジーでゆったりとした4やアコースティックな14など、じんわりと胸に沁みる曲もあって、ここでも彼のソングライティングの素晴らしさは健在。さすがです。ライブのチケットまだ間に合いそうなので興味のある方はぜひ!(という自分も彼のライブは初めてなんですが(^_^;)
薔薇族が廃刊
「薔薇族」が廃刊 同性愛専門誌の草分け的存在 (asahi.com)
さすがに購読はしてなかったけど(読んだことはある)、長い歴史を持つ雑誌の廃刊というのは寂しいもんです。こういったジャンルも不況には勝てないみたい。昔は地方の小さな書店でも1〜2冊は置いてあるイメージがあったんですが、その小さい本屋自体が数少なくなっているような状態ですからね。「男同士の愛の場所は薔薇の木の下だった」というギリシャ神話から引用されたタイトルだったとは初めて知りました。
杜の都
先に本拠地表明を宣言していたライブドアに続き、新球団の仙台フランチャイズ争奪戦に名乗りを上げた楽天。神戸、大阪、長野のいずれかを選択するものだと思っていただけに、この方向転換はいささか唐突な感じもするし、巨人ナベツネ、オリックス宮内、西武堤氏らとも懇意にしていると言われる楽天の三木谷社長の存在を考えると、いかにもキナ臭い。
報知なんて、もう楽天で決まりみたいな書きっぷりだもんね。別にライブドアの肩を持つわけじゃないが、これですんなり楽天が選ばれてしまうようでは、表面上は選手会側の勝利のように報道されている今回の労使交渉にも疑問符が付くような気がします。これって考え過ぎでしょうか。プロ野球経営者サイドの言う「公正な審査」というのに期待するしかないですね。野球ファンの立場から見れば、本当はシダックスあたりが加入するのが一番良いような…。
[参考リンク]
●球界再編:巨人、BWが柔軟路線に転換(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
●「パ6球団が理想」滝鼻・巨人軍オーナー、参入に期待(YOMIURI ON-LINE)
●「楽天」が本拠地急転 仙台で加盟申請へ(スポニチアネックス)
●楽天、ライブドアが本拠地・仙台めぐり“ガチンコ対決(SANSPO.COM)
●IT2社、仙台争奪戦 新球団構想の楽天とライブドア (asahi.com)
●新しい歴史、東北から 「仙台本拠地」新球団誕生が濃厚に(河北新報ニュース)
●楽天社長、宮城県知事と会談 「東北優先でやりたい」(asahi.com)
●楽天・三木谷社長が浅野宮城県知事と会談、協力を要請(YOMIURI ON-LINE)
●球界参入:楽天社長が宮城知事に協力要請(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
●知事、申し入れを一度は拒否 会見では笑み(河北新報ニュース)
●楽天社長「不退転の決意」 東北の選手獲得(河北新報ニュース)
Bon-Bon Blanco [amazon] 初回生産限定盤 通常盤
『B3 Master Pieces 2002-2004 / Bon-Bon Blanco』
デビューして2年ちょっと経ったけど、まだメンバーは14〜17歳ぐらいなんだ。ナンショーキッズ(南青山少女歌劇団のキッズユニット)の4人とミュージカル「アニー」などにも出ていたヴォーカルのアンナ・サントス(外見は日本人だがスパニッシュ系のクォーターらしい)の5人組ガールズ・グループ。メンバーの位置関係がどんどんと安室奈美江在籍時のスーパーモンキーズのようになってるが気になるが、どうなんだろう?これからもラテン(歌謡)というコンセプトでやっていくのかね。初回盤のDVDを観ると、アンナが少しずつポッチャリ化してるのが気になるけど(特にお腹のあたりが…。「あの年頃の女の子特有のアレだね」ってうちの娘は言ってた)。と言いつつも結構好き(笑)。もっとテレビに出てくんないかな。
CCCD見直しの方向へ
すでに多くのサイトで話題になってますが、先日エイベックスのCCCD採用の弾力化、それに追従するようなソニーミュージックのレーベルゲイト取り止めの発表がありました。その背景には両社(そして現在のレコード業界)の抱える複雑な事情や思惑も見え隠れしますが、CCCDに反対の声を上げ続けてきた音楽ファンにとっては歓迎すべきことです。
「再生装置の心配や音質の低下など、余計なことを気にせずに聴きたい音楽が自由に聴ける」そんな当たり前のことが可能になる。そのための大きな第一歩になるはずです。
また、デビュー10周年を迎えたSSWの服部祐民子さんが9/21付のご自身の日記「音楽と金」で今回のエイベックスとソニーレコードのCCCDへの対応についてミュージシャンの立場から言及されています。胸のすく内容なのでぜひご一読を。
[今回のエイベックス及びソニーミュージックの動きに関する記事一覧]
●エイベックス、CCCDの採用を弾力化〜あわせて次世代音楽パッケージ規格の採用を積極化〜(avex group プレスリリース)
●エイベックス、CDコピーコントロール機能採用を弾力化(asahi.com)
●エイベックス、CCCDの弾力運用を決定――SA-CD、DVD-Audioを推進(ITmedia)
●エイベックス、CCCDの採用を弾力化。現場スタッフが採用決定
−HDDプレーヤーへの対応を重視。SACDやDVDオーディオも積極採用(AV Watch)
●エイベックス、CCCDからスーパーオーディオCD/DVDビデオへ移行――iPod効果か?(ascii24.com)
●エイベックス、コピーコントロールCD採用の弾力化を決定(Web BCN)
●エイベックス:CCCDの採用を弾力化へ、ソニーミュージックも追従の方向(MSN-Mainichi INTERACTIVE)