Today's Disc

マイケル・ヘッジス [amazon] US

『Watching My Life Go By / Michael Hedges』 '97年に交通事故で43歳の若さで亡くなった不世出の天才ギタリスト。常識を覆すような革新的で驚異のテクニックはその余りの難解さからフォロワーを生み出すことすら拒んで、文字通り伝説に。しかし彼の素晴らし…

ピュア・プレイリー・リーグ

『Something In The Night〜夜に誘われて / Pure Prairie League』 もともとはカントリー系のバンドだったが、通算10作目、'81年にリリースされたこのアルバムではウエストコースト/AOR寄りのサウンドに大胆にシフト。中〜後期イーグルス(もっと細かく言う…

ベン・クウェラー [amazon] JP US

『On My Way / Ben kweller』 Ben Folds(シングルほんとに出るの?)、Ben Leeと並んでベンさん御三家の若頭SSW(The Bensはどうなったの?)。イーサン・ジョーンズがプロデュースの新作。例のちょっとヘナチョコなヴォーカルで、ニール・ヤング風の土臭い…

メイ [amazon] US

『Destination: Beautiful / Mae』 名前とジャケは目にしてたけど、「よくあるエモ系のバンドかな」という自分勝手なイメージのままずっと聴き逃してました(エモって言葉も微妙だよね。イメージが固定されるし、場合によっちゃマイナスにもなる。実際はそん…

モノラル

『Ammonite / Monoral』 日本人とモロッコ人のハーフ、ヴォーカルのAnis Shimadaとアメリカ人とのハーフ、ベースのAli Morizumiによるユニットで、れっきとした日本のバンドなのだが、そんな予備知識がなければ海外のアーティストだと思ってしまうだろう。グ…

ヴァン・ハント [amazon] JP(CCCD) US

『Van Hunt』 「カーティス・メンフィールドの生まれ変わり」と呼ばれたり、プリンス、レニー・クラヴィッツ(確かにレニーがR&Rに走る以前の歌を想わせる)と比較されるなど今、話題のアーティスト。R&B、ジャズ、ソウルなど様々なブラック・ミュージックの先…

スペルバウンド

『Spellbound』 78年リリースのサンフランシスコで結成された5人組のデビューアルバムで、当時スーパーグループとも呼ばれた実力派。アメリカンロックの多様な要素を含みながら、タイトな演奏と力強くて暖かみのあるヴォーカルで非常に完成度の高い作品に仕…

シガー・ロス [amazon] JP(CCCD) US

『() / Sigur Ros』 寝るときによく聴いているアルバムのひとつ。タイトルが付けられてない収録された8つの曲は、どれも幻想的で美しい。澄んだメロディ、賛美歌のようなヴォーカル、鼓動を想わせるドラミング、降り注ぐギター。耽美的という言葉だけでは表…

ズワン [amazon] JP US US[Bonus DVD]

『Mary Star of the Sea / Zwan』 結局、去年2月の来日公演が最初で最後になってしまったけど、リキッドルームで観たライヴは楽しかったなぁ(ステージ前はモッシュの嵐だったけど、アンコールでは娘を抱えて飛び込んでしまった・笑)。ステージ上のビリー・…

ルビヌーズ [amazon] US(Rmst) UK

『Anthology / The Rubinoos』 無印で買い物してたら、店内BGMで「I Wanna Be Your Boyfriend」がかかって思わず懐かしーと心の中で叫ぶ。パワーポップ史上に輝く名曲ですね。Bay City Rollersあたりが好きな人には間違いなくツボの曲。ちょっと赤面してしま…

トラブル

『Manic Frustration / Trouble』 Foo Fightersのデイヴ・グロールが自身のヒーローでもあるメタルバンドのヴォーカリストたちとのコラボでつくりあげた『Probot』を聴いて、懐かしい名前をいくつも発見した。クロノス、レミー、トム・G・ウォリアー、そして…

ティム・バージェス [amazon] JP UK

『I Believe / Tim burgess』 初夏に新作をリリース予定のザ・シャーラタンズのヴォーカリストの初ソロ。全編リラックスした雰囲気で、ソウルやアメリカンミュージックへの傾倒が感じられるなどバンドとはまた別の一面を見せている。どこかおおらかでカラッ…